アンチエイジングで注目される幹細胞

人間は誰でも年齢を重ねればさまざまな部分に老化の傾向があらわれてきます。
目尻や額・眉間のしわが目立ってきたり、口元のほうれい線が濃くなったりするのもこれらのひとつです。
こうした加齢にともなう肌のトラブルなどを解消するのがアンチエイジングですが、近年ではアンチエイジングの方法として幹細胞を用いた再生医療が注目されています。
幹細胞というのはみずからと同じ細胞するつくる能力と、他の細胞に分化する能力の両方をもった細胞のことです。
この幹細胞をいったん体内から抽出し、専門の施設において大量に培養したのち、ふたたび体内に移植をするのが、アンチエイジングを目的とした再生医療です。
従来であれば外部からコラーゲンなどを注入し、肌に弾力を与えることによって、濃くなったしわを消す効果を期待するのが美容整形のスタンダードな方法でした。
しかし幹細胞を用いる方法であれば、もとも体内にあった物質なので異物と認識されるおそれが少なく、しかもコラーゲンを生成する能力を回復させることによって、結果的にアンチエイジングに寄与することができます。

幹細胞を移植するための方法とは

幹細胞は人体のさまざまな部位にありますが、脂肪組織やへその緒など、特に多く含まれている部分も見つかっています。
こうしたところから採取した幹細胞を、まずは専門の培養施設において増殖させます。
再生医療には病院などで医療として提供される場合と、企業が製品を製造する場合とがありますが、いずれの場合も法律にもとづく厳格な基準を満たした施設で細胞の培養や加工などを行うことが義務付けられています。
こうして十分な量にまで増殖した幹細胞をどのように人体に移植するのかですが、大きく分けるとふたつの方法が想定されます。
ひとつは眉間やほうれい線などといった、肌の気になる部分にピンポイントで注射をする方法です。
もうひとつは点滴で体内に戻し、血液を通じて全身にいきわたらせる方法です。
また幹細胞は培養してからすぐに体内に移植するのではなく、しばらく冷却保存しておいて、必要になった際に取り出して使う方法もあります。

まとめ

アンチエイジングの方法はさまざまですが、近年では幹細胞を使った再生医療の応用が注目されています。
これは幹細胞をいったん体内から抽出したのちに専用の施設で培養し、ふたたび体内に移植して新しい細胞をつくるための呼び水とする方法です。
具体的に幹細胞を移植するための方法ですが、眉間やほうれい線などの気になる部分にだけ注射をする方法と、点滴で全身にいきわたらせる方法とがあります。
また培養した幹細胞はただちに移植せず、必要なときまで冷却保存しておくことも可能です。

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